ラミネートベニア
前歯の色が黒ずんでいたり、形が良くなかったり、または小さな虫歯がたくさんある場合などにきれいな歯の色や形にするために行われます。
唇側(表側)の歯のみを約1.5 ~ 2mmだけ削って、ベニアと呼ばれるコンタクトレンズ程の薄さのセラミックを貼付けて治療する方法です。
セラミックを使用するので体に害がなく、歯を削る量が少ないので健康な歯を保存できます。
歯を削ったり、セラミックのベニアを接着する際に専門的技術が必要となります。
症例1
術者 相原一之症例2
術者 相原一之オールセラミック
以前のセラミック(陶材)冠は、金属の裏打ちがありその上にセラミックを焼付けていました。
最近では人工のダイヤモンドとも言われるジルコニアの出現によって、全く金属を使用せずセラミックをその上に焼付ける手法が、審美領域の治療法で主流となっています。
金属を全く使用しないので、歯肉が減ったりして金属の色が見えたり、歯肉の色の変化が起きません。
また、ジルコニアは非常に強い材料でなので、前歯部に限らず、奥歯にも治療することができ、またブリッジやインプラントの義歯にも使う事ができます。